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今日は「人の目」は関係ないです。 [2001 千葉大学3年]

『基本的信頼』

世界の中にいて安全であると言う感覚、すなわち<基本的信頼>は、人生の最初期において最初にケアしてくれる人との関係の中で得られるものである。人生そのものと同時に発生するこの信頼感は、ライフサイクルの全体を通じてその人を支え続ける。恐怖状況においては、人々は自ずと最初に守ってくれた存在を呼び求める。この叫びに応答がなかった時には、基本的信頼は粉々に砕ける。

・・・上の文章と児相に来る子どもに学習能力の低さが見られることをあわせると、ボーダー域の知的障害は後天的にも生じうると考えていいのではないだろうか?知的障害だから理解能力が足りないのではなく、その知的障害も上記のような<基本的信頼>の欠如から生じるのではないだろうか?環境に左右されるといいますか、何も信頼できないのに勉強どころじゃないだろうといいますか。このような立場に立たないと広い意味での「問題児」がどこに起因するか言えなくなるし、こういう立場に立つことで「家族」という自分のフィールドに持ち込むことができるようになると思うから。こう考えると、家族に対するアプローチを考えれば、非行等を行う子どもを救えるかもしれない。もちろんそれ以前の問題に育児ノイローゼなんていう虐待の問題とかも軽減できたらいいと思う。こんなことみんな考え付きそうだけど。


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