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「みんなが持っているから・・・」 [2001 千葉大学3年]

『日本と欧米の親子』

「みんなが持っているから」と日本の子どもは自分が欲しいものをねだる。これを言われると親は弱い。だが、欧米社会でこんなことを子どもが言ったら、親はきっと「だからナニ?」と問い返すだろう。みんなと違っていることがエリートのしるしであるから。

・・・「お前は帰国子女か!?」と普通に先輩から言われたことがある。そんな私が、この前の隣のベットのおやじとのケンカの中で「みんなやってるじゃないですか」といういかにも日本人らしいことを言ってしまった。もちろん、なんでオレだけ怒られなきゃならんのだ!!という意味でだが。「ルール」と「みんながやっていること」どう違うのだろう?今回の私のように、9時の消灯時間の後にテレビを見ていた。これは客観的に見れば「ルール」違反であり怒られてもしょうがない。だがうちの病棟で、9時以降もテレビを見るという行為は「みんながやっていること」である(まぁ、整形外科だからみんな元気なんだろうね)。これは看護婦さんも認めている。これに加えて、日本人の行動規範が「家族・職場・近隣への配慮」だということを考えると、今回の一件で負けるのは私ではなくおっちゃんである。オレに言わずに病棟中歩いて、入院してるみんなに「9時には必ずテレビを消せ!!」と言ってみろってこと。そうすれば、みんながこのケンカの決着をつけてくれるはず。その前に、それをやったらオレが彼を評価する。「みんなと違うエリートだ」と。まぁ、それが日本社会で正の評価になるか負の評価になるかは・・・。あ〜すっきりした。


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