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中学校教員的加護ちゃん喫煙論 [中学校現場から(教育論・教師論・学校論)]

「加護亜依が喫煙で謹慎」
この報道を聞いてみなさんは最初に何を考えただろうか。

不謹慎ながらオレは「芸能人じゃなければねぇ」と思ってしまった。
よく考えてみると、どんなアイドルの不祥事についても同じ言葉を思い浮かべている気がした。
今日の思考はそこが始まり(笑)

白夜行を見て思う虚無感と、ニュースを見て思う虚無感が似ている気がした。
そこには「大人の不在」があるのではないか。
白夜行では大人によって人生が狂い始め、狂った人生を直してくれる大人もいない(いないと言い切るのは言い過ぎかもしれないが)
そして、現実世界で起こっている事件の背景には
「見つからなければいい」「子どもが怖い」
などなど、大人自身の価値観や大人と子どもの間の関係論で「何が正しいのか」が見えなくなっている我々に原因がある部分があるのではないか。

昨日の白夜行で「不公平」という言葉が飛び交った。
加護ちゃんの事件を思い出し、そこらへんの街中で「自由」気ままに遊んでいる子どもたちと、加護ちゃんへの対応のギャップを考えた。
「自由」な生活を送るのが幸せなのか、しっかりと怒ってもらえる環境が幸せなのか。
ダメなことをダメと言ってくれる大人に会うことができたか(できるだけ早い段階で)
そのダメはしっかりとした理由があってのダメなのか
出会いは偶然だけれども、自分が出会った子どもだちにはしっかりとダメを伝えられる教師でありたい。


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