「世界に一つだけの花」の罠

NO.1にならなくてもいい、もともと特別な only one

すげーいい歌だなぁと思ってたけど、
ちょっと注意が必要な歌なんじゃないかって思えてきた。

NO.1にならなくてもいい。

確かにその通り。ガンバリズムが大嫌いな私は特に共感した。
この「NO.1」とは、勉強のことを言っていると解釈しているので、
受験戦争とか成績優先主義に釘を刺すつもりなんだろうなぁと思ってた。
でもさ、オレだったら、ただ単に「勉強しなくていいんだな」って解釈する。
「NO.1にならなくていいんだったら、やんなくてもいいじゃん」って。
「ほどほど」っていう言葉でも、やっぱやらないだろうしなぁ。
あー、なんか「勉強はやるものだ」っていう前提で書いてるなぁ。
ここらへんは、もっかい検討が必要だなぁ。

もともと特別な only one
「教育はつながりだ」って言う立場の人が、このフレーズをどう解釈するか聞きたい。
オレとしては「自己中」が増えちゃうんじゃないかって思ってしまう。
大事なことは 「only oneどうし、どう関わっていくか」でしょ？
学級という自分の意志で集まった訳ではない集団の中で、only1どうしで生活を作る。
難しいよなぁ。
異質を排除する力をどう消すか。同化を強制する動きをどうおさめるか。

・・・、なんか月並みな意見になってしまったなぁ。要は、「努力を排除すること」「異質性を認めない」という２点を助長するんじゃないかと思ったのです。でも、もう少し練り直します。
　

コメント 2

こんにちは、nice！を頂いて、やってまいりました。
もしお読みになっていなければ、きっと参考になるはずです。
「世界に一つだけの花」の話題が出てくる文献です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000093339/qid=1107611109/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-4139403-9201136

私も、ゼミで読んだのですが、やや荒削りな印象はするものの、何かのお役に立てるのではないかと思いまして…。
by rin-k (2005-02-05 22:46) 

>りんずさん
この本、実はこの前読んだばっかりで、ここにもいつか書かないとダメだなぁって思っていたところです。ありがとうございます。また面白そうな本があったら教えて下さい。また来て下さいね。
　
by きくちん (2005-02-06 13:04)